定期的な断食を取り入れがんになりにくい体をつくる

モデルやスポーツ選手などをはじめ多くの人に注目されている健康法「ファスティング」をご存知でしょうか。「ファスティング」とは、断食のことです。体の自然治癒力を高めるというのが、断食を行う最大の目的です。自然治癒力が高まることによって、がんに抵抗する強い免疫力が得られるのです。

初心者から中級者まで断食方法のあれこれ

飽食の時代。ちまたにはたくさんおいしいものがあふれ、毎日どれを食べるのか選ぶのに迷うほどです。そんな中、食べる楽しみを失うことは、大変つらいものです。しかし、断食をすることで、食品添加物、アルコール、鉛など、体にとって不要なものを取り除くことができます。その結果、弱められていた肝臓の解毒機能が回復し、体調がよくなり、食べ物がよりおいしく感じられる、やる気が出たなどの成果がかえってきます。
初心者から中級者まで、断食のやり方と効果について簡単にご紹介します。

初心者向け「半日断食」

初心者にお勧めなのが、半日だけ断食をする方法です。「ナチュラルハイジーン」という、アメリカの医師によって提唱された生活習慣を改善する理論によると、午前4時から正午は排泄、正午から午後8時は摂取・消化、午後8時から午前4時は吸収・利用の時間であると考えられています。

排泄の時間に断食することで、より毒素の排泄が進むと考えられるため、午前4時から正午くらいを目処に行うのが理想です。半日だけなら、ストレスも少なく、無理なくできるでしょう。

中級者向け「週末断食」

長期に渡る断食は、プロの指導のもと行わなければ危険ですが、半日断食などに慣れてきた人は、もう少し長い週末断食に挑戦するのもおすすめです。より効果的に内臓を休め、体内を洗浄することができます。週末断食を行う際は、スープや酵素ドリンクを食事代わりに摂り毒素排出を促進するため、十分な水分を補うように心がけましょう。

断食による体調変化

断食を行うと、体に変化が見られることがあります。

例えば、普段、塩分の高い食事を取っていたり、コーヒーやアルコールなど刺激が強いものをよく摂っている人は、体内の塩分量が変わったり、カフェインやアルコールが抜けることにより、偏頭痛や眠気、脱力感を感じる可能性があります。

これは、「好転反応」といって、体の機能が正常に戻っていくプロセスで起こるものです。この反応が出ることは、むしろ断食の効果が出ていると考えていいでしょう。

腸をキレイにしてがんを防ぐ

断食をした後は、体の中はからっぽの状態です。実は、効果を確実なものにするためには、ここからが非常に大切です。
まず、休んでいた消化器官へ急に負担をかけないように、スープやスムージーなど、消化に負担のかからない液体からはじめ、徐々におかゆ、固形物へと胃腸を慣らしていきましょう。

断食を行った後は、腸の中がきれいになり、栄養素の吸収力が高まっています。この時に、ビタミンやミネラルなどを積極的に取っていきましょう。ちなみに、腸の中が汚いと、がんになりやすいとも考えられます。

無理をしない範囲で少しずつ挑戦してみましょう

がんに対抗するためには、体の免疫力を高めることが必須です。普段から定期的に断食を続けることは、免疫力を弱める毒素を排出し、体の機能を正常に働かせるために、リセットすることです。加齢とともに減り、弱まる免疫力を少しでも強くするために、定期的に断食を取り入れ、がんから体を守りましょう。

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