音読で記憶力アップ! 抗うつ効果も

近頃、記憶力が落ちてきたり、会話の中で適切な回答ができなくなってきたなぁといったもどかしさを感じながらも、年のせいだから仕方がないと諦めていませんか? そんなあなたに朗報! このような問題を解決する簡単な方法があるのです。それが「音読」です。音読といえば、小学校時代など国語の授業を思い出す方も多いことでしょう。大人になった今でも、この音読にはすばらしい効果があるということをご紹介します。

40代で始まっている脳の老化

人の脳の中でも前頭葉と呼ばれる部分は、記憶や意欲、感情のコントロールに関わっていると考えられています。この大切な前頭葉が、40代になるとMRIやCTスキャンといった脳の画像において、「よく見ればわかるほど縮んでいる」と、精神科医である和田秀樹先生が述べています。

音読で脳を活性化

年だからと諦めず、なんとかこの前頭葉の老化を食い止めたいですよね。そこで、音読の出番なのです。

前頭葉は、考えごとをしていたり、TV を見ていたりするときなどにはほとんど使われていないのですが、音読することで活性化することができるのだそうですよ。

音読でこんな効果が期待できる

音読によって前頭葉を活性化させると、どのような良いことがあるのでしょうか?

具体的な音読の効果としては、記憶力のアップ、頭の回転が速くなる、コミュニケーション能力の向上などが期待できます。

前頭葉が活性化されると、感情のコントロールも次第にできるようになってくるとのことなので、怒りなどマイナス感情もうまくコントロールできるようになるでしょう。怒りっぽくならずにすむかもしれません。

また、音読をすることにより、黙読では使われない聴覚、舌などの口の機能、筋肉が使われますので、滑舌もよくなるでしょう。

こんなにたくさんの効果があるとは驚きですね。

音読のやり方

音読のやり方のポイントは下記のとおりです。

・10分程度続ける
・できるだけスピードを上げて読むようにする
・自分が楽しめる文章を選んで読むようにする

音読は、できるだけ早く読んだほうが、前頭前葉がより活性化されるそうです。また、簡単な作業であるため、続けていくうちに幸せな気分にしてくれるといわれる物質「セロトニン」も分泌されてくるそうです。セロトニンが分泌されてくると、やる気が出てきたり前向きな気持ちになってきたりと、仕事や勉強がはかどるといったことも期待できますよ。

日々の積み重ねでさらにアンチエイジング効果も

音読は続ければ続けるほど、記憶力アップなどの効果が高まります。また、セロトニンの分泌により抗うつ効果も期待できるとか。もちろん、認知症予防や改善にも効果があると言われています。

音読は複雑なものではないので、誰にでも気軽に始められる方法でしょう。小学校のときにはイヤイヤやっていた方も、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。