身近な食品でOK!がん予防効果のある食品

がんを予防するには、日常の食生活への配慮が不可欠と言われています。しかし、具体的にどのような食品が、がん予防に効果を持っているか、ご存知ですか?

今日に至るまで多くの研究がなされた結果、専門家たちによって沢山の食品が、がん予防に効果があるものとして認められてきました。今回は、がん予防に効果のある、さまざまな食品をまとめます!

米国発、デザイナーフーズ・プログラムとは

1990年に、米国国立癌研究所(NCI)を中心に、「デザイナーフーズ・プログラム」(がん予防食品計画)という計画がスタートしました。これは「日常で口にする食品からがん予防を!」と 始められたものです。アメリカの食生活の調査結果をまとめて、過去にがんの予防効果があると報告されている野菜や果物を、ピラミッド型に示したものです。ピラミッドの頂点には、がん予防効果が高いと考えられているものが並びます。
ピラミッドに構成されている、がん予防効果がある食品は、低脂肪、食物繊維を多く含む、抗酸化ビタミンを多く含む食品という興味深い結果が現れました。

がんの予防効果がある食品とは?

それでは、どのような食品に、がん予防効果があるのでしょうか?ピラミッドの構成に沿って見てみましょう。

頂点に君臨する食品

にんにく、キャベツ、甘草、大豆、しょうが、人参・セロリなどセリ科植物

中間層に位置する食品

たまねぎ、お茶類(緑茶、紅茶、ウーロン茶)、ウコン、オレンジなど柑橘類、全粒小麦、亜麻、トマト、なす、ピーマンなどナス植物、ブロッコリー、カリフラワーなどアブラナ科植物

裾の広がる、下層部の食品

ジャガイモ、マスクメロン、いちご、きゅうり、ローズマリー、セージ、タイム、バジルなど

野菜だけではない!魚などにも効果が!

デザイナーズフーズ・プログラムで、取り上げられた食品以外にも、さまざまな食品が、がん予防に効果があると言われています。魚もその一つです。今まで、体に良いと言われていても具体的ながん予防のデータがありませんでしたが、最近になって肝がんの発生リスクを抑えることが分かったという研究結果が、国立がん研究センターで発表されました。

不飽和脂肪酸、EPAやDHAを多く含む魚を多く食べるグループは、もっとも食べる量の少ないグループに比べて、肝がんリスクが0.64倍下がったのです。魚の不飽和脂肪酸には、炎症を抑える効果があるので、慢性肝炎からの肝がんを防ぐことができたという見解が上がっています。

また野菜では、キノコにもがん予防の効果があると言われています。キノコ類には、多糖類という物質が比較的多く含まれています。その中にあるβグルカンという物質は、人間の免疫メカニズムに作用するのではないか、と言われているのです。がんの発症は、免疫力の低下が関係していると考えられているので、βグルカンが良いように作用していると考えられています。

バランスこそ重要ポイント

がん予防に効果のある食品をご紹介していきましたが、取り上げたほとんどの食品は、私たちが普段口にするものです。ここで覚えておきたいのは、これらのどれか1つを集中的に摂取するのではなく、適度な量を、万遍なく取り入れるということ。健康的な食事を心がけていれば、自然とがん予防に繋がります。今日から少しずつ意識してバランスの取れた食事を摂ってみましょう。

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